手編みロザリオは切れにくい

手編みのロザリオを全国へお届けするオンラインショップ

ヨブの涙

　かつては、日本中の小川や田んぼのあぜ道などに自生していた、数珠玉と呼ばれる（イネ科）の植物の実は、おばあちゃんたちが子供の頃、糸を通して遊んだりしていました、あまり遊び道具のなかった時代に割と身近なものでした、しかし急速な開発と共にほとんど見かけることが難しくなり、採取できる量も限られています、
　数年前にわずかな数珠玉を見つけて、特殊なワイヤーでロザリオ作りを始めました、
採り立ての実で作ると、何個かは自然に枯れてしまいぺしゃんこになり、失敗の連続でした、いろんな失敗は、良いものが出来るための試練、練習だったと思います、
手触りが良い、懐かしいなど、多くの励ましを受けながら、ようやく見えてきました、なんと言っても切れにくいが一番の特徴です、ヨブの涙はお届けしてから半年間は無償修理の保証付です、

ヨブの涙

切れにくい理由

野原の数珠玉以外にも、市販のビーズ玉などを使って手編みのロザリオを作っています、十字架やメダイ、色や長さも若干の違いがあります、やはり切れにくいことが一番の特徴です、
大量生産の機械編みと、手編みでは鎖の形に大きな違いがあるのです、

機械編み

手編み

写真では分かり難いのですが、
機械編みの方は一個のリングが単純に、連続的に繋がり、
手編みの方では、一個のリングの形が二重になっているのです、
時間も結構掛かります、強度が増して簡単には切れにくい丈夫な鎖ができるのです、

ビーズの手編み

こんな形です

これが手編みの技

言葉だけではどうしても理解できない、簡単には伝わるはずのない出来事です、
普段は見ることも出来ない世界を、デジタルの技術がみごとに再現しました、
如何でしょうか？　直径わずか０．５ミリの硬ステンレスのワイヤーをこんな形にして
特殊なリングを作り、つないで鎖が出来るのです、切れにくい理由がお分かり頂けると思います
これまでのところ、切れましたと言うクレーム（子供さんが引きちぎった）がありましたが、無償修理で対応しています。